こんにちは!僕たちはしばらくパフォーマンス系のボードから離れていましたが、今回スポンサーの協力で最新モデルを試す機会をいただけました。
実際の海での乗り心地や合う波のコンディション、さらには「買ってはいけないショートボード」についても包み隠さずお伝えしていきたいと思います。
- 初級者やショートボードに自信がない中級者の方
- 日本のタルい波でも乗れるショートボードを知りたい方
- プロサーファーのレビューではなく、一般のファンサーファーのレビューが気になる方
今回の主役:nanazeroパフォーマンスショートボード(2モデル)
今回ご紹介するのは、nanazeroのパフォーマンスショートボードの中でも特に注目の2モデルです。

- 【左】SH03モデル|5’9″(28.5L):スモールウェーブ向けのパフォーマンスショートボード。膝から胸ぐらいの小波に適しており、浮力があり安定感が特徴です。
- 【右】SH04モデル|5’8″(25.4L):ハイパフォーマンス志向のショートボード。ロッカーが強く、よりシャープな動きが可能でプロっぽいアクションを求める方におすすめ。
どちらもEPS素材で、軽量かつ反発力のあるボードに仕上がっています。
特にテール形状はスカッシュテールで、テイクオフの速さと操作性のバランスが絶妙です。

EPSとスカッシュテール、どちらも私好みです!
スペック詳細とSH03とSH04の比較
SH04(左)は強いロッカーが特徴。一方、SH03(右)はロッカーが控えめで、幅や厚みがあり浮力重視の設計です。


特に真ん中あたりにボリューム感あり、SH03は、よりぽってりしているためテイクオフが早く安定感があります。


レールもSH03が厚く、初心者や中級者が使いやすい印象です。
※デッキコンケーブはSH03/04どちらのボードにもありません。


一方SH04は、カーボンテープストリンガーを採用して軽量化されています。パフォーマンス性能を重視した構造です。


ひとつ難点を挙げるなら、nanazeroのフィンボックスは他のボードと比べると硬く作られている感じがします。
今お持ちのフィンが固くて入りづらい心配がある方はnanazeroのフィンを選ぶといいでしょう。
実際のサーフィン体験:2年ぶりのパフォーマンスショートボード
さて、私たちにとっては約1〜2年ぶりのパフォーマンスショートボード。


これらのパキパキ君ボードを乗りこなせられるのか不安ななかスタートしたものの、やはり乗り始めは違和感が強かったです。
特にパドルの進みが悪いことや、テイクオフの難しさに苦戦。
ショートボードは浮力が少ないため、普段ミッドレングスやロングボードを使っていると、慣れが必要ですね。



ピークでないと乗れないのが、ミッドとの決定的な違いですね。


しかし、乗れてしまえばその動きのシャープさやレスポンスの速さが楽しかったです。



僕が試したSH03(スモールウェーブ向けモデル)では、1ラウンド目で1ターンまで出来ました。これはリッター数のおかげですね!
一方SH04(ハイパフォーマンスモデル)に乗ったあさみさんは…


あさみさんの軽い体重でガチパドルして、どうにかピークからテイクオフできれば、やっと楽しめるというレベルなので、波乗り夫婦ブログの読者のファンサーファーさんにはおすすめできません笑
ミッドと比較した時の乗りづらさとリアルな注意点
ショートボードは波のどピーク(割れ始めの場所)でないと乗るのが難しく、ウネリから立てない分乗れる確率が下がってしまうのが最大の難点です。
また、混雑したピークでの波取り合いも精神的なストレスになります。乗れないと余計に心の余裕がなくなり、波の取り合いが激しくなることもあります。
こうした心の余裕のなさも浮力のないショートボードの難しさを表しています。



浮力=心の余裕だね
波のコンディションと日本の波の特徴
日本の波は海外の有名なサーフスポットと比べると、膝から腹、胸くらいのサイズが平均的です。特に千葉周辺ではこのサイズが多く、今回試したSH03モデルはまさにこの環境にマッチしていました。





私もSH03に乗り換えたらテイクオフも早くてバックサイドも動かせました!浮力も長さもちょうど良い!
一方、SH04のハイパフォーマンスモデルは体重が軽く、さらにプロのような動きをしたい人向け。より細身でロッカーが強いため、バリ、オーストラリアだったらアリですが、日本で乗るにはキツいです。
ショートボード購入の失敗を避けるために
ミッドレングスは、店頭で触ってみたり、ネットで見た目だけで買っても浮力があるから大体乗ることができます。
しかしながら、ショートボードはネットでの購入は安い反面、実際に乗ってみないと本当にその人に合っているのかは分かりません。
買ってから「なかなか乗れない」と失敗してしまうパターンも多いです。



僕たちも今回の試乗で「思った以上にペラペラでパドルが進まない」という感じました。
特に初心者やショートに自信のない中級者は、浮力がある長めのショートボードを選ぶことを強くおすすめします。
浮力があるボードはテイクオフが早く、乗れる回数も増えるため、サーフィンの楽しさを実感しやすいです。



SH03で一番長くて浮力があるのは、5’11″(31L)です!
また、信頼できる友人や知人の意見を参考にし、レビュー動画もよく見て、情報収集を怠らないことが失敗を防ぐポイントです。
▼試乗動画はコチラ
価格とお得なクーポンコード
今回ご紹介したボードは、どちらのモデルも7万円台で購入可能です。
これは日本のショートボードとしてはかなりリーズナブルな価格設定ではないでしょうか。
一般的にサーフボードは10万円以上することが多いので、コスパの面でも魅力的ですね◎



オーストラリアプライスですね!!
さらに、購入時にクーポンコード「naminori22」を使うと5%の割引が受けられます。
※楽天市場などの通販サイトではクーポンが使えないため、公式ホームページからの購入限定です。
プレゼント企画のお知らせ
今回の試乗に使用したSH04モデル(28.5L、5’8″)をプレゼント企画として提供予定です。
参加条件は、是非YOUTUBE動画を是非ご覧ください。
私たちも久しぶりのパフォーマンスショートボードでたくさんの発見がありました。今後もこのジャンルのサーフィンに挑戦し続けて、さらなるレビューや情報を発信していきます。
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