こんにちは!波乗り夫婦です!
今回は大人気のHow To企画の第6弾「ボトムターンとオフザリップ」についてお伝えしていきたいと思います!
コウヘイ「ボトムターンとリッピング」は、波乗り夫婦チャンネルの視聴者から多くいただく質問ですね!
素人の僕達が上達した方法を伝授できればと思います。
※今回はフロントサイド編なので、バックサイドのボトムターンやリップについては次のブログをご覧ください。
ボトムターンとオフザリップとは
ボトムターンは基本的に波の下のところ(ボトム)でターンをすることです。


そしてオフザリップは崩れそうな波の部分(リップ)にボードを当てていく技です。


プロの真似はやめよう
プロサーファーの方々のレベルは素人の私達からはかけ離れているので、プロ級の技を目指しても空回りしてしまいます。



僕も以前はケリースレーターやアンディアイアンズ、ロブマチャドの真似をしようとしていました笑
プロの方々は血の滲むような努力をしているので、同じことを素人がやっても上手くいくはずがありません。
プロ大会で見るようなめちゃめちゃキレのあるオフザリップをしたい人もいると思いますが、我々素人ができる範囲は限られています。



出来ないことは出来ないし、限界はありますね
サーフィンを職業にしていないなら、こういった技のレベルはほどほどで良いのではないでしょうか。
もちろんサーフィン経験が浅いうちからボトムターンやリップへの憧れを抱くのは悪いことではありません。
大事なのは、経験が浅いうちは浅いなりにアップスなどの基礎を積んでから、ボトムターンやオフザリップをステップバイステップで習得していくということです。



飛び級をしないことだね
目標は1つに絞る
ボトムターンやカービング、リッピングなど、いろいろやりたい人が多いと思います。
しかしながら、目指す目標は1つだけに定めましょう。
ボトムターンならボトムターンだけ!
当て込み、リッピングならリッピングだけ!
その1つの目標に向かって少しずつ練習していくとうまくいくと思います。
ポイント①:すべてはアップスの延長
本日お伝えするボトムターン、オフザリップはすべてアップスの延長の技です。
普段より大きいアップスがボトムターンやオフザリップに繋がっていきます。



逆にいうと、アップスができないとボトムターンやオフザリップはできません
まずは小さくアップスをできるようにし、徐々に大きいアップスができるように練習しましょう。
▼アップスの練習はこちらの記事をご覧ください。


ポイント②:スピードをつける
これはボトムターンやオフザリップに限らず言えることですが、失速すると転けます。
また、スピード足りていないとオフザリップで当て込んだ後に前に、波の前に出てこれません。
まずは加速できるか?が大事です。





スケボーで練習するのもいいですね!
ポイント③:ボードは「添える」だけ
オフザリップではいきなりビックターンを目指さず、ちょっとした当て込みから始めていきましょう。
その小さな感覚の積み重ねが、ビックターンに変わってきます。


イメージとしては、崩れてくる波に合わせるだけ。
ボードは波に対して添えるだけでOK。
ターンしようという意識よりも、「波の上のボードを持ち上げて添えてあげる」ことを意識してみて!



この「添えてあげる」ということが非常に大事です


実はこの「添えること」がすでに当て込みなんです。これで満足する人はそのままでも良し◎



私もいつも添えるだけの感覚です
【小技】手の動きも意識
板を添える時、レギュラーフッターの人は、助走をつける感覚で右腕を大きく振りかぶってください。(フロントサイドのとき)


これを真似するだけでだいぶ返りが良くなります。
グーフィーフッターの場合も同じですね。


左腕を振りかぶってますね。
ポイント④:ボトムターンでは「傾ける」だけ
これは安井拓海プロに教わったボトムターンのコツです。
「ボトムターン」とはボトム(波の下側)でターンをする技ですが、ボトムターンが苦手なほとんどの方はボトムに降りておらず、実はミドルだけでサーフィンしています。


まずは、ボトムにしっかり降りることを意識してください。
降りていったら、スピードを維持してボードを傾けていくだけで、グーンと上に向かってきます。


そしてグイーンのところでお尻を後ろに突き出しましょう。
これをすることでボトムで踏み込むことになり、溜め込んだ反発力が生まれます。
この反発を利用してそのまま上に伸びていきます。


この時膝はずっと曲げっぱなしです。
【小技】手の動きも意識
この時の右手をご覧ください。(グーフィーフッターの方は左手です)


波側の手を水につっこんで、テコの原理で水の抵抗を利用します。
これにより波のトップに上がりやすくなります。
ポイント⑤:目線はひとつ先
ボトムターンの時に目線は上に向いていますよね。
その後、リップでボードを返したいタイミングより少し前に、目線を岸に向けてあげます。
そうすることで勝手に体の向きが目の動きと合っていきます。


目線を意識することで、オフザリップをする時に勝手に体の向き、板が返ってきます。



板を返すんじゃなくて、目線を返すから体と一緒に板が返るというイメージですね


まとめ
ここまでのボトムターンとオフザリップのコツをおさらいです。
①まずはアップスの延長
②スピードをつける
③オフザリップでボードは添えるだけ
④ボトムターンまで降りて板を傾けるだけ
⑤オフザリップでは目線から岸側に返す
このようにひとつひとつの動きに理由があります。これらをコケながら、どのタイミングだったらうまくいった、ダメだったなどを体で習得してみてください!
この順番をすっ飛ばさずにマスターしてはじめて、当て込んで終わることができます。
冒頭でもお伝えしましたが、①〜⑤を一気に実践するのではなく、ひとつずつ目標にしてクリアしていくことで確実に上達するはずです◎



素人は素人なりにできる範囲が決まっています。そのできる範囲で練習していけば良いのです。
決める!という気持ちでいこう
ここまでは技のコツをお伝えしてきましたが、最後にメンタル面をお伝えしていきます。
それは、「決める」という気持ちです。
この気持ちがないとテイクオフから当て込みをしていきますが、前に出てこれません。


どんなに①〜⑤のコツを掴んだとしても、「決める」という気持ちがないと失敗しがち。
気持ちを込めるとこのようにできますよ↓


ボトムターンとオフザリップにおすすめのサーフボード
今回僕たちが動画の中で使用したボードは以下の2つです。



ボードは6.4ftがいいですね!


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この2つは安定するので特におすすめですね!
▼ライディング動画はこちらから
楽しいがいちばん
いかがでしたか?
このように技ができるとサーフィンの幅が広がるので楽しくなります。
読者の皆さんには、その”楽しい”という気持ちをベースにやってほしいと思っています♪












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