
こんにちは!日々”頑張らないサーフィン”を発信している波乗り夫婦です!
前回のブログ記事「楽にテイクオフできる5つのポイント」で、ガチパドルがいらないサーフィンをお伝えしました。
しかし、そもそもパドルをしないでテイクオフできるとしたら…どれだけ楽なんでしょう。
実は僕たち、パドルをしないでテイクオフをすることがよくあります。


そこで今回は、パドルをしないテイクオフのコツ(刺し乗り)について伝授していきたいと思います!
波乗り夫婦が刺し乗りをすすめる理由
以前YOUTUBE動画で刺し乗りについて解説したとき、なぜか批判的なコメントがきました。笑



ちゃんとパドルしろ!負荷足りないって!!
しかし波乗夫婦的にはちゃんとパドルしなきゃいけない意味がわからないのです。



別に乗れたらそれでいいじゃないですか。
もちろん、周りを見ずに刺し乗りして人とぶつかる事はあってはならないです。
しかし人に迷惑をかけない限り、刺し乗りして楽にサーフィンをするのは別に悪いことではないと思っています。
NSA選手も実践





以前函館サーフトリップの際に共演した円さんも、この刺し乗りは実践しています◎
選手の方も普通にやってるんだよね!
刺し乗りのメリット① 疲れない
刺し乗りのメリットは何といっても疲れない事!本当に体力を節約できます。
殆どのファンサーファーはサーフィンだけにエネルギーを使っている場合ではないのです。
例えば、遠方から来ている方は帰りの運転の体力を残しておかなければいけませんよね。
疲れなければ、ETCレーンに居眠りして突っ込むとかなくなります。笑
しかし王道のパドルしてテイクオフするスタイルだと、どうしても疲れてきます。
乳酸がどんどん溜まっていきます。
若い時の力が出せなくなってきているアラサー以上の方、この疲れをより実感しているのではないでしょうか。
また、パドリングでエネルギーを消耗するとその後のライディングにも影響しますよね!



僕たちも昔は疲れは溜まらなかったのに、今はパドリングし続けるとその後のライディングに影響してしまいます。
刺し乗りのメリット② 波の形を崩さずに綺麗に乗れる



バタ足やガチパドルで水飛沫を上げてテイクオフ、好きじゃないんです。
刺し乗りをすれば、ノーパドルあるいは少しのパドルで波に乗れるので、波のフェイスを崩さずにスマートに乗ることができます◎
▼パドルをした場合


自然の流れの中でパドリングをしてスピードをつけて乗っていく、最も基本的な波を捕まえる方法ですね。
波のスピードにあわせてパドルをしていくのが非常に大切なので、とにかくスピードに乗るまで漕ぎ続けます。
しかし当然ながらこのように水飛沫は立ちますよね。
▼刺し乗り+ゼロor1パドルの場合




見てください、この波のフェイスのなめらかさ!
こんなかんじで、スマートに波に乗ることができます。
そしてテクニックとしては簡単かつシンプルです。



これを実践することでどんどん波に乗りやすくなります!
刺し乗りで乗れちゃう原理



まず、波がきたら波待ちの状態から切り返して、テールを沈めます。





テールを沈ませるとボードの浮力で反発が生まれます。





その反発するタイミングを波を見ながら合わせて、推進力に変換します。
はい、とてもシンプルですね!



その推進力が足りなかったらパドルをちょい足しするだけです。
特に写真の湘南スモールは40ℓもあるので、この浮力をつかっていけば刺し乗りは楽々です♪
波がないところで練習しよう
さぁ、刺し乗りの原理がわかったところで海で実践しましょう。
※必ず人がいないところで練習してください!



ノーズを持ってこのように沈めます。





あとは波とタイミングをあわせて、脚でカエルキックします。




いかがですか?
すごく簡単そうですよね!
もう一度やってみましょう。



浮く時と波のタイミングをあわせて…





こんなかんじでワンパドル足すと尚良しです




詳しくはYOUTUBE動画で改めて解説しているのでご覧ください!
【疲れ度別】 テイクオフスタイル 3パターン
刺し乗り+ちょいパドルテイクオフ(疲れ度★★☆)



これはあさみさんがよくやってるスタイルですね。



疲れないからこの乗り方大好きです♪
まずはうねりがきて、テールを刺して、浮上したところに少しパドルを足して乗っていきます。
刺し乗りだけでは遅れ気味になりそうな時に使うと、初速が安定します!
ただ、疲れ度合いとしては星2つなのでまだまだ疲れます笑
「もう腕なんて動かしたくない」
そんなあなたには次の2パターンを是非トライしてみてほしいです。
2刺し乗り+1パドルテイクオフ(疲れ度★☆☆)


浮上後に波にあわせて「ワンパドル」するパターンですね。
ちょうどバタフライひと掻きといったところです。
疲れ度は1/3なのでその後のライディングにも影響はありません。



ちょっとパドルめんどくせ、1回でいいや!
そんな時は肩の乳酸を貯めることなくワンパドルで。



ポイントとしてはピークに近いほうが良いです。
デメリットとしては、少し減速してしまうので早い波ではテイクオフ後に1回加速しないといけない。
そういう意味では湘南などのタルい波には向いていますね!
あわせて浮力のあるボードをつかうことでこの技が効いてきます。
何より、水飛沫を立てずにスマートに乗れるのがメリットですね◎
3刺し乗り+ノーパドルテイクオフ(疲れ度☆☆☆)




究極の奥義、ボードの浮き上がり(浮力)による反発だけでテイクオフしていく手法です。
先ほどのワンパドルと比べると波のパワーも必要になるので、どピークから乗ることが重要になってきます。



これでも乗れちゃうんです。
むしろこんなんでもいいんです。
パドルの固定観念、覆りましたか?
ポイントは高浮力!刺し乗りしやすいボードチョイスを
刺し乗りは板の浮力を生かしていく技なので、なるべく高浮力のボードがやり易いです!



ミッドレングスやミッドショートがおすすめですよ♪



今回僕たちは、アクセルレーターの湘南スモールという板でで実践しました。


- 6.0ftでも40.7L!とにかく高浮力!
- 湘南の小波向けに開発されておりテイクオフが爆速
- デッキコンケーブが深いのでお腹が出ているおじさんでも安定
クーポンコード naminori22 で10%オフ♪(9月末まで!)
6.0ftとショートサイズなので、ノーズ側も持ちやすくテールを沈めるのが楽々です。
まとめ
いかがでしたか?
日々のお仕事、家事育児その他諸々、人生はサーフィンだけではありません。
だからこそ、少しでも体力を節約したいですよね。
極力パドルをしないで楽にテイクオフするコツとしては、
- 浮力のあるボードが最強
- 刺し乗り
- ワンパドル+カエルキック
この3つのポイントが大切です。
そして実践していくにはやはり練習が必要。
人がいないところで「沈めて浮く…」、板が反発する感覚を掴んでみてください◎
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