
こんにちは!波乗り夫婦チャンネルです!
今回は皆さんからのリクエストが多かった「南房総のサーフポイント紹介」です。
波乗り夫婦が運営する貸別荘「BEACH STAY MINAMIBOSO」から20~30分でいける千倉、千歳、花籠、大原、白渚、和田といった人気のオープンポイントから、地形や波の特徴、駐車場事情、僕たちしか知らない情報まで、実際の体験を交えてご紹介していきます。



僕があさみさんにプロポーズした場所も赤裸々に語っています笑



それも喋っちゃう?笑
※飲食店などの周辺施設の詳細紹介は割愛しますが、貸別荘「BEACH STAY MINAMIBOSO」におすすめの飲食店リストを用意しているので是非泊まりに来てください。
【まずはじめに】注意事項とマナーについて
どのポイントに行く場合でも共通する大切なマナーがあります。
サーフィンを楽しむためにも、以下のルール・マナーを心がけましょう。
路上駐車は絶対にしない
サーフィンを楽しむためには、まず「路上駐車は絶対にしない」こと。道の駅の駐車場でサーファーが禁止されている場所もあるので、必ず指定された駐車場を利用しましょう。
サーフィンのルールを守ろう
ローカルとビジターの区別なく、全員がルールとマナーを守ることが基本です。
よくビジターに向けてルールやマナーを守るように呼びかけられていますが、双方がルールを守ってこそサーフィン界の未来は明るいと思っています。
ゴミを拾おう
海に来たらゴミは必ず持ち帰ること。



ポイ捨てはダメ!ゼッタイ!
僕たちは片手分のゴミを拾う「ワンハンドビーチクリーン」活動を推奨しています。これを一人が始めると周囲にも広がり、海をきれいに保つことに繋がります。
ビジター&ローカル双方リスペクト
ローカルリスペクトという言葉があると思いますが、お互いがリスペクトし合いコミュニケーションをとっていくことが大切だと思っています。
こちらについては過去記事で熱く語っているので是非お読みください!


混雑を上手くかわそう
土日は南房総のメインポイントは混雑していることが多いです。
混んでいるところに入るのは正直おすすめしません。
メインポイントがわちゃわちゃしていたら、少し歩いて横のポイントで入水すると、楽しめる確率が高まります。
地元にお金を落とそう
訪れたサーフポイント周辺で、お土産を買ったり飲食店で是非食事をしてください。
そうすることで地域全体が潤っていき、間接的ではありますが、ご当地のサーフカルチャーの発展にも貢献できます。
千倉ポイントの特徴
宿泊施設から車で約10分の千倉ポイントは、南西風のオフショアが吹く夏場に重宝する人気スポットです。
海水浴場も隣接しており夏は観光客で賑わう、南房総屈指の観光地です。



花火大会もありますよ!
おどや(スーパー)も近いため、サーフィンの合間に買い物や食事も楽しめる便利なビーチです。
ポイントの特徴としては、左側のポイントが比較的人が少なく、地形の良い波が期待できます。しかし左奥に行きすぎるとリーフがあるので注意が必要です。
右側は河口があり、河口の砂次第で地形が変わってきます。以前よりコンディションが良くないです。(2025年4月時点)


波質はダンパーが多く、乗れても距離短めなことが多いですが、スープで遊べる距離が長いので、初級者の練習場所にもなります。
ショートボードでのプレイはやや難しく、特にテイクオフのタイミングが遅れがち。浮力のあるミッドレングスやロングボード、ソフトボードの方が波をキャッチしやすく、ワンターン程度楽しむことができます。



僕たちは「ちょこっとサーフィンできればいいかな」、という時しか来ないポイントです。
無料駐車場とトイレ・温水シャワー(有料)があり、ローカルとビジターが混在するため、トラブルを避けるためにも距離を保って行動するのが賢明です。
千歳ポイントの特徴と思い出
千歳ポイントは宿泊施設から徒歩圏内で、裏手に有料駐車場があります。
有料駐車場にある青い建物の階段を上がって波チェックができます。



ここは僕があさみさんにプロポーズした思いでの場所ですねぇ♪



そうですねぇ笑


千歳ポイントはインサイドにリーフが混ざっているため、初心者は足を切る危険があるので注意が必要。
冬場は特に地形が良くなる傾向がありますが、砂の状態によって岩が露出することもあるため、最新の情報をチェックしましょう。



私もよくフィンを壊したり足を怪我しました。
また、秋になるとヒラメ釣りで来る方も多いため、釣られないように注意しましょう。
波質は千倉に似てショートライドが多いものの、リーフブレイクも混ざっているので浮力のあるボードなら長く乗ることも可能です。
西や南西、北西の風が吹くとオフショアコンディションになりやすく、まったりとサーフィンを楽しめます◎



南西ウネリではレギュラー、東ウネリではグーフィーの波を楽しめます!
リーフがミドルとアウトに点在しているので、波が大きくなると相当パワフルな波が割れる時も。よくチューブになっているのを見ることがあります。
【お得情報】
海外の波情報サイト「Surf Line」で千歳ポイントのライブカメラを無料で見ることができます◎
花籠ポイントの特徴
花籠(はなかご)は地形の変化が激しく、砂がつきやすいポイント。海岸線も長いので、平日はどこかしらで貸切ピークがあります。
また、北西や北北西の風向きが合いメローな波が多い印象。ミッドレングスや浮力のあるボードで楽しむのに適しています。
ただし、メローなものの速い波やダンパーの時もあるので、切れ目を見極めてテイクオフしましょう。





割と南房総はトロ早い波質が多いんですよね。
波の質は地形次第で大きく変わるため、常に波の状況を観察しながら楽しみましょう。どこの地形が良いのか探しながらサーフィンできるのが、サーフトリップの醍醐味ですね。
【お得情報】
▼花籠はメイン含め多くの駐車場料金が1000円ですが、こちらの駐車場は500円で停められます◎(2025年4月現在)
※シャワーは水シャワーです。


大原ポイントの特徴
南房総の大原ポイントは、白渚と花籠の間にあります。
花籠と同じく北西や北北西の風がオフショアです。



千葉北いすみ市の大原海岸とは違う場所にあるので注意してね


2025年4月時点の大原の地形はあまり良くなく、ウネリは入るもののダラダラな波質です。そのためか、人がほとんどいません。
同じ大型連休の最終日、鴨川や白渚は激混みでしたが大原は空いていました。
祝日や週末の駐車場やピークの混雑を回避するという意味では、大原は穴場かもしれません!
質の良い波やセットじっくり待つと、混雑ピークより充実したセッションができるのでおすすめです。


僕たちが入った時は、連休最終日で人が少なかったものの、風が強めでした。
こんなよくあるコンディションの時は、アクセルレーターのミッドショートがベストマッチです◎



やっぱショートの出番はあまりないですね!


インサイドが盛り返してくるので、浮力が高いボードでスープまで乗り継げられれば、波乗りの幅が広がりますよ〜!
白渚ポイントの特徴と波の質


白渚ポイントは土日は100人まで混み合うこともありますが、平日はかなり空いています。
またここにも河口があるので、地形の変化が激しく波質の良し悪しが日々変わります。



雨の次の日は特に注意です!
有料の駐車場が点在していてサーフショップもあるので、日によってはピークに人が集中することも。
そんな時は少しピークをずらして入水するなど、臨機応変に楽しみましょう。


この日は波に合わせて湘南スモールを選びました。やはり浮力のあるボードを使うと楽しみやすいです。
和田ポイントの魅力とライブカメラ活用法
和田ポイントは北北西の風がオフショアです。
↑こちらの駐車場は平日500円、土日祝日は1000円で利用できます。
そのすぐ横の「花の広場公園 花夢花夢(かむかむ)」の無料駐車場がありますが、公園利用者のための駐車場なのでサーファーの駐車は厳禁です。


和田には、「ジェイズ前」という唯一サーフショップの名前がつけられたポイントがあります。
河口なのでどこかしらに波はあります。
波質はワイドで早いことが多く、南房総全域にも言えますがダンパーも多いです。
サイズがあればチューブにもなりやすいです。



ボードを選べば十分遊んでいけます!
ちなみに和田は南房総市が提供している無料のライブカメラがあるので、24時間リアルタイムで波の状況を確認できます。混雑を避けたりベストタイミングでサーフィンを楽しんでください!
南房総サーフポイントまとめと楽しみ方のコツ
南房総エリアのサーフポイントはどこも地形の変化が激しく、波の質は年や季節、風向きによって大きく変わります。波伝説やSNSのローカル情報、ライブカメラなどを活用して最新の状況を把握しておきましょう。
特に混雑するメインポイントでは、ピーク外しや浮力のあるボード選択が快適なサーフィンに繋がります。ショートボードのパフォーマンス系の板は波が良い時にしか楽しめず、混雑も激しいため、ミッドレングスやソフトボードなど幅広いボードを使い分けることがおすすめ
波乗り夫婦ちゃんねるとしては、これからも皆さんに役立つリアルな情報と楽しいサーフィンライフのヒントをお届けしていきます。ぜひ次回の館山編もお楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。南房総の素晴らしい波と自然を存分に楽しんでくださいね。
【取材協力】
千葉県庁
南房総エリアのサーフポイントマップ(PDF)
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