【湘南1000人!】大混雑ポイントでサーフィンする方法【初心者必見】

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
波乗り夫婦

こんにちは、波乗り夫婦です!

僕たちのチャンネルでは常日頃、「なるべく人のいないところ貸切りサーフィンした方が楽しめるよ」と皆さんにお伝えしています。
混んでるポイントでは雰囲気が混沌としてる可能性が高く、そこで嫌な思いするぐらいだったら人がいないところでサーフィンすることをお勧めしています。

しかし世の中を見渡してみると、どんなコンディションでも無条件に混んでいるポイントも結構存するわけです。
そこにお住まいだったり、そういうポイントに行くしかない状況もあると思います。
今回は、そんな混雑ポイントで楽しむためのテクニックをお伝えできればと思います。

コウヘイ

僕自身も大学生の頃は4年間ずっと湘南の鵠沼海岸に通い続けていました。

サーフィンのメッカと呼ばれるほど、常に300人ぐらいのサーファーで混雑しているポイントでした。
湘南は全ポイント合わせると1000人を普通に超えるんですよ。 由比ヶ浜から数えると2000人にものぼるのではないでしょうか。


この状態だと、ワンポイントずつの人数も半端ないです。
その中にあさみさんを投入してみました。

コウヘイ

しかしですね、あみさん、すごく冴えてまして。
もうどんなに混んでても乗れてしまうと。

アサミ

乗れます笑

何なら男の人も乗れないのにあさみさんがどんどん乗っていきます。 そんな日がありました。

そこで、今回は9割ぐらい男性の中で、なぜ女性でもこうやってイカつく乗れてしまうのかをお話をしていきたいと思います。

一般サーファー

男性サーファーもびっくり

コウヘイ

あさみさんは、どっちかといえば混雑ポイントで波に乗れない人なんです。
そこで僕がカメラで撮影しながら、「こっちだよ、あっちだよ、こうだよ」と教えてるんですよ。動画の裏側で。

今回お伝えする内容は全部で3つのポイントに分けられますですが、1・2つ目は基本的な内容です。
3つ目は波乗り夫婦が編み出してきたテクニックになります。

アサミ

永久保存版です!

目次

ポイント①浮力のあるボードを使おう

1つ目は超基本です。それは、「浮力のあるボードを使いましょう」ということです。

これはワンピーク×大混雑なポイントでのサーフィンの様子です。
密集しがちなコンディションの中で、1番奥のいいところから余裕を持って引っかけられています。
これが浮力のあるボードの魅力なんだと思います。

アサミ

一歩奥で待てるから余裕を持ったサーフィンができますよね。

ここで浮力があるからといってガツガツすると、逆に格好悪いですよね。
浮力があるからこそ大人な振る舞いができるのが良いところだと思います。

日本はショートボードがカッコイイというか、憧れの的にされやすい風潮があると思います。
土日も千葉のエリアを見渡すしてもショートボーダーが圧倒的に多いですし、サーフィンの大会もおそらくショートの方が賞金が高いのではないでしょうか。
僕たちも、以前はとんがったショートボードに憧れを抱いていた時代がありました。

アサミ

短くてペラペラね笑

20代前半の頃に「サーフィンとはとんがったショートボードに乗るもの」といった謎の価値観が入ってしまっていたんですよね。

オーストラリアやバリーに行けば、薄くとんがったボードに乗るのは楽しいんです。 乗れるから。
しかし、日本の波だとそんなボードでは頑張らないと乗れないということにまず気がつきました。

アサミ

うん。苦労するよね。

色々なところでサーフィンしていた結果、
・ショートでは30L以上の浮力のもの
・ミッドレングスではドルフィンができて35L前後の浮力のもの

これらが日本のサーフィンにおいて最強だと結論づけています。

【EPS】SHONAN SMALL 5’7″ (クリア)

〜クーポンコード【naminori22】で8%オフ〜

ポイント② 波のリズム・ピークを理解する

コウヘイ

2つ目も基本的なことです。

僕らは毎日のように海入っていました。
朝起きて毎日海に行くんですが、その日その日で波のリズムが全く違うんです。
その日にどんなリズムでセットが来て、どこがピークになるのかをしっかり理解するようにしています。

コウヘイ

浜辺でストレッチをしながらでもいいので、海を眺めてそのリズムをなんとなく把握してみてください。

早く波に乗りたい気持ちを抑えてこれをすることで、海に入ってからのサーフィンが全く変わります。

また、人が入ってる海においては、いくつか選択肢を持っていくといいです。
自分が「ここ乗れそうだな、これ辺だな、ここダメだったらこっちだ」のように 2つか3つぐらい選択肢を持っておくと動きやすくなります。

コウヘイ

選択肢がないと、人の方を見てしまって海に入ってからどこが良いのかわからなくなってしまうんです。

アサミ

うん。やっぱさ、波よりさ、人の方見ちゃうよね。

そうなんですよ。
そこで、次の3つ目のテクニックが重要になってきます。

ポイント③人の動きを把握する

3つ目のポイントは、「人のリズム・人の動きを把握する」という行動心理をついたテクニックです。

当たり前ですが、セットが入るとみんな反応する
セットは言わばサーファーにとっての”報酬”なんですよ。

ご褒美に対して反応する。とくにみんなファーストセットに反応します。
3回連続でセットが入ってくるとしたら、1本目にみんな絶対に乗ろうとします。

コウヘイ

これはね、もう間違いない。

で、どうするかというと、セカンドセットを狙っていきましょう

ファーストセット狙い組は混んでいるので、セカンドセットを狙いに行くんですよ。
そうすると乗れるようになるんです。

コウヘイ

これね、すごい面白いの。

波がある場所でバーンっと割れたりとするじゃないですか。
すると自然にみんなそこに引き寄せられていくんですよね。

みんな同じ方向に移動するんですよね。
人間は、回りの人の流れについていく習性があるといわれています。
1人が動いたところで誰も動きませんが、2割3割ぐらいの人が動き出すと、全体がそっちに引っ張られて動き出す。

コウヘイ

みんなが左に行ったら、僕は逆に右に行くんだよね。その逆を取るっていう。

このように、実は逆張りをするといい波に乗れたりするんですよ。

僕らはよくカメラで撮影しているのでわかりますが、 皆が移動した方向と逆側で波が割れてることもよくあります。
陸側でよく見てるからこそ、自分が海に入ってからも「こういう行動すれば乗れるんだ」っていうのがわかるんです。

アサミ

こうへいくんが「ここだよ」っていつも教えてくれるんです。

人が右行ったら1番左みたいな感じで逆張りをしていく。

あとは、人間観察がすごく大事です。
この人は「あのガツガツしてるな」、「この人レギュラー行かないな」など、大体の人の特徴を把握することで、自分が結構動きやすくなりますね。

例えば、ガツガツした人がいるとして、単純にそういう人からとりあえず離れるという選択肢も取れますし、 もしその人がレギュラーしか行かないと分かったらレフトの波が取りやすくなります。

一方、「人間観察」のテーマからは少し離れますが、海には「良いリズム」と「悪いリズム」が存在します。これを理解することも大切です。

コウヘイ

波にずっと乗れてたのに急に乗れなくなる時ない?

これはちょっと繊細な人じゃないと分からないかもしれませんが、サーフィンってすごくリズムが大事
うまく波に乗れる人は波のリズムに合ってる人なんです。
逆に波のリズムから外れると乗れなくなるんですよ。
そういう時は、「リズムの差」に気づくということなんです。
波に乗れなくなったらまずリズムなんじゃないかと疑いましょう。

どうしたらいいかと言うと、「セットが来ても1回スルー」してみてください。
すると今までのリズムがすこし変わってくるんですよ。

アサミ

なるほど!
…それは何?…持論?

コウヘイ

全部持論ですね笑

あとは、もう少し広いスパンの話をすると、サーフィンしててずっとリズムが悪い時ありますよね。
海に入っててもずっと調子悪いみたいな時。
そんな時は思い切って1週間海に入るのを休むとかもアリです。
休むと意外とリズムが整うんです。

アサミ

そうだね。それはあるわ。

これはサーフィンだけじゃありません。人生においてもそうです。
なんか全部が良くないリズムだなという時は1回休んでみる。
そうすることで、リズムが変わってきます。

【▼30点・混雑】浮力のあるボードで大人の余裕サーフィン

これまでは理論をお伝えしてきましたが、実際にこの混雑ブレイクでいかにできるのかということを皆さんにお伝えしていきたいと思います。
この日は土曜日。土日は波の点数関係なく無条件に混んだりすることがよくありますね。

コウヘイ

たまには人に揉まれるのもいいですね

コウヘイ

今日もマツナスワックスを塗っていきます。

ボードはSHONAN SMALLの6.0ftに乗っていきます。
35ℓオーバーなので、この浮力の威力もお見せできればと思います。

まずはいきなり混雑ピークに行くのではなく、その辺で軽くアップからしていきます。
この浮力のあるボードの良さは、「うねりから立てちゃう」ことですね。
(もはや混雑ピークに行く必要もないんじゃないかというくらい)

コウヘイ

ショートボーダーが大勢いるなか、ここから乗れてしまうんですよね。

アサミ

うん。ちょっと前でね。

なので争わなくても、アウトのピークにうねりから乗れるボードなんです。
こういうショートボードが1本あると、ストレスなくサーフィンができますね。

アサミ

同じ位置で待たなくていいからね。

どんな波でも乗れちゃうという意味では、精神的な余裕にもつながると思います。
ガツガツしなくても「何でも乗れるから」という感じでまったり待てる。
これが大人な余裕ですね。

このように左側の人はレギュラーに行くことがわかっていたので、僕はグーフィーに乗ってシェアしています。

しっかりワンターンを決めてますね。
正直混雑してても全然乗れることから、やっぱりボードの浮力を感じてますね。

アサミ

周りの人たちはやっぱショートボードなの?

コウヘイ

割とペラペラで、浮力があまりなさそうなショートに乗ってる人が8〜9割でした。

アサミ

なるほど。
争わずに平和にサーフィンができるという意味ではまるで貸切りみたいな感覚ですね。

コウヘイ

そう、アウトは貸し切りなんです。

クーフィの波も良くなってきて、余裕で乗れることが分かったところであさみさんに交代しました。

アサミ

私は陸でずっとこうへいくんを見ていて、混雑ピークのすぐ横の無人ブレイクが出来そうだったのでそこにしました。

よく見ているからこそ「ここでできそう」みたいなのがわかりますね。

そして乗れちゃいました。

これも、
・本当に陸から海をよく見てるから
・ボードに浮力があるから

だと思います。

なので、「人がいるところ=乗れる」というわけではないです。
波チェックする時に、おそらく波じゃなくて「人がいるところ」に決めて入る方が多いのではないでしょうか。
ただ、実際は波のクオリティは人が少ない場所もあまり変わらないんですよ。

コウヘイ

このとおりあさみさんが乗れてしまっているので。

こうやって、人じゃなくてしっかり波を見てあげる。
自分のハートがキュンとときめく、波がキュンキュンくるところを探してもらえれば、こうやってのんびり平和に貸し切りサーフィンができるのです。

【△45点・混雑】の海では「インサイド大作戦」

さあ、続いては日曜日で波の点数も良かった日です。

この日はバリで買った3万円のショートボード新品で入りました。
リッターは30ℓくらい。
伝えたいのは、高いボード=調子がいいというわけではないということです。

アサミ

安くても調子のいいボードはたくさんあるよ!

そしてまさにこの日は「超激混み」。
そんな日は、 名付けて「インサイド大作戦」を実行します。

いい波の時は結構アウトに行きがちですが、インサイドに誰も手を出さないという時がよくあるんです。

僕が大学生の頃にバリに行った時、ガイドさんから「空いてるからインサイドの方がいいよ」って教えてもらったことがあるんです。

コウヘイ

それ言われて、確かになって思ったんです。

みんなアウトの波に注目するんだけどインサイドだったら人がいないんですよ。
っていうのが割とよく見てみるとあります。

また、こちら同じ場所での混雑ポイントの様子です。
こういう大混雑ブレイクではロングだとなかなか取り回しが大変ですよね。

アサミ

危ないよね。

そんな日におすすめするのは、ミッドレングスまたはソフトボードです。

この時は6.0ft、54ℓくらいのソフトボードに乗っていました。
ぶつかっても壊れず、怪我もさせにくいので安心安全です。
しかも3万円台で買えるのがまたいいですね。

m-soft ソフトボード 6’0″ ワックスフリー

〜お得な最大10%オフクーポン!Beach Accessを安く買うなら?〜
詳しくはこちらのブログをチェック

コウヘイ

これで誰もいかないインサイドなら普通に乗れますもんね。

こういう激混みの日は危ないので、「逆に浮力のあるソフトボード」というように、是非みなさん視野を広げてみるといいのではないでしょうか。

そしてファーストセットを捨てることも実践してもらいたいと思います。
本当に、セカンドセット・サードセットとどんどん人が減っていくんですよ。
そこを理解しておくだけで、波をとれる確率が上がってくると思います。

【△50点・混雑】通いつめて100%把握したポイントで

最後は地形がガン決まりの、台風セールがヒットした9月の朝です。
日曜日でございます。

アサミ

いっぱいいらっしゃいます。

これぐらい人がいると結構きついんですが、浮力のあるボード且つインサイド作戦で乗り切ります。

これもショートボードなんですが、リッターが30L以上あるのでこんなに乗れちゃういます。

アサミ

結構サイズ感ありますね!

さらにこのポイントはずっと前から入ってる場所なので、波が良くなったらどこで割れるのかを把握していたんです。

ローカルが結構うまく見えたりするのは、そのポイント知ってるからなんですよね。
つまり好きなポイントがあれば、そこに通い続けて波の癖を知るとだいぶ乗れる確率が上がってくると思いますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は人で混雑した海でどうやったら波に乗れるのかをお伝えしてきました。
波乗り夫婦ブログでは、こうやってテクニックやメンタリティな部分も含めてシェアしていくので、共感してくれる方は、ぜひ公式LINEへの登録を忘れなく!

友だち追加
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【 波乗り夫婦ちゃんねる 】
20代でサラリーマンを辞め、海の近くに移住した夫婦。
毎日サーフィンのあるライフスタイルを配信中。
日本全国、海外でも活動しています。
インスタグラムは毎日更新!
〈 記事代筆 : Nanako → Instagram @nanako_chikyujin 〉

コメント

コメントする

目次